今回のShimaQの勝手にランキングは......

洋楽アルバム・ベスト30!!!...くらい


00/12/10 お待ち!! 予定通り、BEST3の発表です。ちょっと偏ったものになってしまったけど、まぁ、こういうのがShimaQの“趣味”です。 

00/11/26 はい、更新忘れるところでした。今回もBEST30位までを発表します。やはり、80年前後のものが多く、その頃よく聞いたロックやフュージョンが多いです。もうちょっと軽めのポップスはシングルカットされたものはよく聞いたけど、アルバムまで買う(或いはレンタル・レコード点で借りてくる)のは少なかった。ので、EATH,WIND&FIREやユーリズミックス、カルチャークラブ、マドンナ等の実際聴いてたのものは若干抜け落ちている気がする。まっ、いっか~ぁ

00/11/12 久々の更新です。邦楽(というか歌謡曲)という超ミーハーテーマで始まった「ShimaQの勝手にRannking」。いよいよターゲットを洋物に移しての、洋楽アルバムRannking!JazzやClasicは対象にしてませんが、それでも、ポップス~ロック(ハード、プログレッシブ)~フュージョンと範囲は多肢に亘ってます。と言っても正直、就職して忙しくなってから、あまり聞いてないというのが実際のところです。ちょっと懐メロ的になっちゃってるのが、我ながら残念。


  1. Shade of Blue/OMNIBUS
  2. キング・クリムゾンの宮殿
    (THE COURTS OF THE CRIMSON KING)/KING CRIMSON
  3. MAD HATTER/CHICK COREA
  4. HIP HOP JAZZ/
    Us3,XXL,DIGABLE PLANETS,GREG OSBY,EASY MO BEE...etc
  5. ABBEY ROAD/BEATLES
  6. TWENTY-TWO HIT OF THE CARPENTERS
    (青春の輝き)/CARPENTERS
  7. Evning Star/深町純
  8. 20th CASIOPEA/CASIOPE
  9. Gaucho/Steely Dan
  10. TOTO ・(聖なる剣)/TOTO


11位~15位 16位~
もう順位付けも面倒になってる?

2 0 位 ~ 3 0 位 く ら い
ここまでくると感想もいい加減..
IT'S MAGIC/THE SQUARE Stranger/Billy Joel Uriah Heep Live/Uriah Heep
フロム・A・トゥ・ONE(ROCK'N SOUL PART1)/HALL & OATS
BLACK SABBATH/BLACK SABBATH LAST NIGHT/LARRY CARLTON
THE SEPTEMBER WIND/松岡直也 & WESING THRILLER/MICHAEL JACKSON
ディライトの香り/PATTI AUSTIN ONE OF THESE NIGHTS(呪われた夜)/EAGLES
Rapsody in Blues/Crsaders


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  1. Shade of Blue/OMNIBUS
    少々お待ちを・・'95発売
    ここに入れるべきか迷った。半分は今、旬のバリバリの現役ジャズ・プレーヤーの演奏だからだ。でも、半分はHIP HOPという超現代風の音楽。ということで、こちらに入れた。実はここ10年以上、新しい洋楽はほとんど聞いてない。買うCDは、ほとんど昔から聞いていたアーティストのものばかり。このアルバムは発売当時、なんか評判になって、物珍しさが手伝って買ってみたもの。聞いてみてブッ飛んだ。むちゃカッコイイ!!ジャズ・テイストの曲はもちろん、普段ほとんど聴かないHIP HOPがカッコイイのだ。それも、あの40年以上前のジャズの名曲がこんなになっちゃうなんて!
     60年代の以前のジャズはいわば、白黒の映画。白黒は白黒なりに味わいがある。あの「カサブランカ」や「ローマの休日」「チャップリン」の様に...その後、電気楽器で色が付き、コンピューターによる打ち込みがCGだ。このアルバムではいわば、ローマの休日をやはり白黒で今風に撮り直したり、流行のCGでリメイクしたようなものだ。やめてくれ!と言いたくなるが、やってみたら予想外にカッコ良かったってわけだ。とにかく全曲通して“ムッチャ、カッコイイ”の一言。

  2. キング・クリムゾンの宮殿(THE COURTS OF THE CRIMSON KING)/KING CRIMSON
    少々お待ちを... '69発売
    ボクの場合、日本のフォーク→日本のプログレッシブ・ロック→プログレッシブ・ロック→へヴィー・ハード・ロック→フュージョンという変わった経路をたどったのでプログレッシブ・ロックにはことの他熱中した。70年代の話である。ムーディーブルース、ジェネシス、キャメル、EL&P、ブランドX、バンゲリス等々。特にボクの場合、その後ブラック・サバスやユーライア・ヒープ等のへヴィーな物が好きになっていったこともあり、プログレッシブ・ロックも重い物が好きだった。
     キング・クリムゾンのアルバムはどれも名盤だが、特にこのアルバムは「21世紀の精神異常者」や「エピタフ」等の有名な名曲があり、クリムゾンの代表アルバムといえる。特にあまり有名でない「ムーン・チャイルド」がいい。就職して2年目くらいだった、新宿で飲んでいたら、店のジャズバンド(ピアノトリオだったと思う)が、ムーンチャイルドを始めた。ピアノを弾いてる女性のボーカルが良かった。ジャズにしても素晴らしいクリムゾンであった。
     この他に「太陽と戦慄」「STARLESS AND BIBLE BLACK」「RED」そして「USA」、この頃の数々のライヴ海賊版が良い。81年の再結成後の作品はあまり聞いていない。
  3. MAD HATTER/CHICK COREA
    '78発売
    2年ほど前、仕事先のあるお客さんがチック・コリアのファンだと知った。ボクもチック・コリアは好きなミュージシャンの一人だったので、帰ってきてから彼のCDを眺めてみると、10枚以上。一人のミュージシャン、一組のグループとしては一番多くのCDを持っているのがチック・コリアだった。さらに実家にはLPも何枚かある。半分はジャズだが、半分はフュージョンである。
     リターン・トゥ・フォーエヴァーに見られるように、彼のこの頃のフュージョン・サウンドは非常にファンタスティックで、どれも素晴らしい。特にこのアルバムは「不思議の国のアリス」をテーマにした非常に幻想的なアルバムである。2分ほどの小品あり、10分に及ぶ大作あり、フュージョンありモロジャズありとバラエティーに富んでる。でもテーマは一貫して“アリス”である。特にラストを飾る、朋友ハービー・ハンコックとの競演による「MAD HATTER RHAPSODY」は圧巻。

  4. HIP HOP JAZZ/Us3,XXL,DIGABLE PLANETS,GREG OSBY,EASY MO BEE
    '96発売
     これはもうバリバリのHIP HOP! 原曲を聴きたい、という衝動に駆られる一方、原曲を知っている曲は、これなら許せる!どんどんやってくれぃ!と言いたくなる。車のCDチェンジャーに入れっぱなしなので、聞けなくて残念(実は今、車は実家に置いてあるので...)。
  5. ABBEY ROAD/BEATLES
    ABBEY ROAD '69発売
     初めてビートルズを聞いたのは、中学の頃。ビートルズは既に解散していた。当時ラジオでポップス・ベストテンを聞き始めていたボクは、ポール・マッカートニーとかジョン・レノン等、4人の名前は別々に知っていたが、その4人が元ビートルズだと知ったのは、ビートルズのベスト版(赤と青)を借りたときだった。持ち主は誰かは忘れたが、皆で廻し聴きをした。
     当時は今のようにレンタルCD(レコード)店も無かったし、CD販売店で視聴も出来なかった。だから、金の無い中学生には、誰か熱狂的ファン(或いは金持ちの子)が買ったLPを借りるしかなかった。ただ唯一、銀座の山野楽器だかヤマハだったかで、オーディオの視聴という名目で一室を借りて、用意してあるアルバムを聴けるところがあった。初めてビートルズのオリジナル・アルバムを聴けたのが、そこであり、それが「アビー・ロード」だった。それから何回このアルバムを聴いただろう。映画「Let It Be」では解散寸前の物悲しさが全編に伝わってきたが、最後の録音となったこのアルバムの録音風景は、さぞ寂しく重苦しかっただろう(勝手な想像)。
     大学時代、ムチャクチャいいかげんな旧友が、「言ってみればBeatlesは足算引算。Beatlesを聴かずに今の洋楽を聴くのは、足算引算を知らずに微分積分やるようなもんだ」と言っていたが、この言葉だけは真意をついてた。

  6. TWENTY-TWO HIT OF THE CARPENTERS (青春の輝き)/CARPENTERS
    CARPENTERS'95発売
     ビートルズは別格として、ポップス定番中の定番、カーペンターズ。彼らのおかげで、carpenterの意味が“大工”だと知った輩も多いはず。
    ただ、カレン・カーペンターが拒食症により、音楽活動が出来なくなり、そして若くして他界してしまったので、本当の意味の活動期間はそう長くない。従ってヒット曲の数に比べて、オリジナルアルバムは意外と少ない。しかし、その少ない中から1枚といわれても...やはり、BESTが一枚あれば、擦り切れるまで(CDになってからはその心配も少なくなったが)それを聞きたい。そんな気持ちを十分満足させてくれる1枚。
  7. Evning Star/深町純
    '78発売
     東京芸大在学中「音楽はもっと血沸き肉踊るもの」と言って、卒業1週間前に退学届を出した深町純。そんな彼のまさに血沸き肉踊るフュージョン・アルバム。70年代前半はスタジオ・セッションマンとして活躍してた彼だが、70年代後半はTV番組の音楽や、海外のプレーヤー達とフュージョンをやっていた。ボクの大好きな日本人プレーヤーの一人である。本アルバムは「On The Move」という代表的なアルバムを出す以前の数枚のアルバムからのセレクトと、人気グループ「スタッフ」との競演の曲を加えたもの。
     元々、彼はコンピューターにも強く、日本のシンセサイザーの第一人者でもある。本アルバムにもある「Scot Fonobin Type・」はNHKの南極番組のBGMにも使われた、カッコ良く幻想的な名曲。
     当時、日仏会館でのカシオペアとのジョイント・コンサートが懐かしい。「On The Move」に入ってる「Departure in the dark」(NHK早筆伊三郎のテーマ曲)がカッコ良かった。
     5年ほど前、久々に彼のライヴを見に行ったが、最近ではピアノでの即興演奏をやっているそうだ。

  8. 20th CASIOPEA/CASIOPEA
    '00発売
     始めて、カシオペアを聞いたのは、NHK-FMの横浜局のローカル番組。毎週ゲストを呼んで演奏してもらうというコーナーに彼らが出た時。いつも結構メジャーなゲストが出てくるんだが、まだ1枚しかアルバムを出していないカシオペアにアンコール・コールが...彼ら以外にそのコーナーでアンコールがあったのは山下久美子くらいだ。ボクもアンコールをした観客と同様、一発でカシオペアを気に入り、直後、一橋大学での彼らのコンサートを見に行った。吉祥寺のライブハウスでは、4人が同時に別々の曲をやった。突然、向谷の思いつきでやったものだが、当然の如くグチャグチャだった。いつも遊び心満点の向谷実である。彼らの“音”は聴いたことがない曲でも、すぐそれとわかるほど特徴的だ。ボクは「夕刊フジ」で当てた、彼らのジャケットを着て悦に入っていた。
     その後、彼らは着実に実力をつけてゆき、YMOに続きワールドツアー成功。向谷実はMacに懲り、趣味の“電車”のゲームソフト「トレイン・シュミレーター」まで出す。先日のMac World EXEPOでは、自分たちの曲にJRのアナウンスやジングルを重ねてクラブ調にRIMIXしてた(すんごい楽しめた)。
     先日、このアルバムを見つけ、タイトルを見て唖然とした。20th Aniversary...え”っ、もう20年も経っちゃたのかぁ。昔のメンバーも参加しての代表曲オンパレード、サイコー!
  9. Gaucho/Steely Dan
    '80発売
     彼らの代表作は紛れもなく、前作「aja」だろう。確かに、タイトル曲でのスティーブ・ガッドのドラミングは素晴らしい。でも他の曲の音はちょっと軽いような気もする。それに比べ、本アルバムは湿っぽく重苦しい音で通されてる。この辺は好き々々だろう。

  10. TOTO ・(聖なる剣)/TOTO
    '82発売
     名曲「99」の入った、「HYDRA」も良いが、アルバム全体を考えると、やっぱりこの大ヒットアルバムがBESTでしょう。メンバー・チェンジ後の次作「アイソレーション」も良かった。まさに、80年代を代表するロックバンド。

--11位~15位--

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  • 11~15 /BLOW BY BLOW/JEFF BECK
    '75発売
     ジェフ・ベックの最高傑作は次作「ワイヤード」だろう。確かにあのアルバムは良い。が、本アルバムは、そのワイヤードに至る前の荒削りの彼が見れる。そこが好きだ。危なっかしいところが良いってなこともあるもんです。

     
  • 11~15 /SYNCHRONICITY/POLICE
    '83発売
     これは、結構ミュージシャンの間では評判の良かったアルバム。トリオでこれだけの演奏が出来るんだから凄い!ヒット曲「見つめていたい」は最高(今、TVのFORDのCMで流れてきた)。
     残念ながら、このアルバムでポリスは解散してしまうが、スティングはソロになって、さらにジャズ色を増し、カッコイイアルバムを出しつづけた。

  • 11~15 /WISH YOU WERE HERE(炎)/PINK FLUID
    '75発売
      PINK FRUIDと言えばやっぱり「狂気」か?あの出だしの心臓の音はオーディオ(特にスピーカー)の音の判断に良く使われたものだ。確かに良く出来ていて、ボクも好きなアルバムだが、でも一連の曲は他のアルバムからすると、どれもこじんまりして、ポップすぎる気がする。あの重い「原子心母」や「おせっかい」に比べれば当然かもしれないが...このアルバムは音とかアレンジとかというより、結構曲が気に入ってる。でも、聴いた回数はやっぱり「狂気」の方が多いかなぁ。やっぱり飽きが来ない「狂気」の方が名盤なのか?
  • 11~15 /LIVE IN NEW YORK/Stuff
    '80発売
     最も“Stuffらしい”アルバムはやはり「more Stuff」かな。ある意味、どちらかというとStuffらしくないのが、このLIVE盤。スタジオ録音とはちょっと違ったStuffらしさが聴ける。でもそれはそれで、良いんだなこれが。タイトなスティーブ・ガットのドラミングに納豆のような粘っこいエリック・ゲイルのギター。それぞれが凄いテクニックを持っているのに、あまりそれをひけらかさないのが良い。全体としてはまさにシャッフル!!
  • 11~15 /BOSSANOVA BEST HIT 20/
    Antonio Carlos Jobin,S.Gets&Astrud Gilberto,Sergio Mendes&Brasil'66
     夏期限定版!!夏はチューブ、と言う方も多いだろう。このボサ・ノヴァってヤツも夏になると聴きたくなる。実はこれ、よく店頭販売で安く売ってるオムニバス盤。でもこれがなかなか...

--16位~20位--

  • 16~20 /SEAWIND(海鳥)/SEAWIND
    SEAWIND '83頃
     フュージョン全盛期のフュージョンバンドSEAWINDの最高傑作。ボーカルのポーリン・ウィリアムスの声はとってもセクシー(外見はちょっと...迫力ありすぎ、って感じだけど)。最近では角松敏生の「VOCALAND」というプロジェクトで活躍している。
    SEAWINDはこれ以前にフュージョン専門レーベルのCTIから、2枚か3枚アルバムを出しているが、本アルバムではそれまでのしっとり、静かめのサウンドから、ノリノリ・ディスコ・サウンドに移行している。CTIのもいいけど、これは名盤。

  • 16~20 /YES SONGS/YES
    '73発売
     超緻密な音作りをするYES(その規則正しさが嫌でビル・ブラッフォードは辞めてしまったが)。その一糸乱れぬ演奏は、ロシアのシンクロナイズド・スイミングの様。うっとりと驚きの狭間で...なんて。その緻密な音を、ぬぁんとライブで実現してしまった。「Heart 0f Sunrise(燃える朝焼け)」が最高!!ふと、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」をyesがやったらどうなるだろう?なんて考えてしまった。
  • 16~20 /TROPICAL&LOVE/10cc
    '79発売
     当時、“ひたすら美しい”音楽はないものかと探していた。チック・コリア等のjazzに求めていた。が、ある時ふと思い出したように「I'm not in Love」のメロディーが頭をよぎった。以前からよく知っていた曲だ。なぁ~んだ、こんな身近にあったじゃないか!!
     最近、スカイラインのCMにこの曲が使われ、ふと、そんなことを思い出した。
     10ccのアルバムの“この1枚”を選ぶのは難しい。「I'm not~」が入ってる、「The Original Soundtrack」もよいが、10ccの音の美しさ、ユーモア等良いところを全部詰め込んだ様な「電話を切らないで」が入ってないもの寂しい。で、このBEST盤。

     
  • 16~20 /COME TOGETHER-DJ REMIX JAM
    '98発売
     最近流行のREMIX。あのビートルズをアレンジし直し、いぢり廻し。他にプリンスとジョン・コルトレーンの曲も今風にアレンジ&リミックス。どれもなかなかの出来(原曲の良さが助けてる?)。
     歌というモノは古くは作者が絶対だった。楽譜しかなかった時代は、当然だ。ボクらの育った時代は、歌い手(や演奏者)によって大きくその曲の良し悪しが決まっていた。今はそれに加え、アレンジャー(ミキサーも)の才覚も大きな要素だ。浜崎あゆみなんか毎回10種類以上のRIMIXで多くのジャンルのファンを楽しませてる。
     おっと、理屈っぽくなってしまった。このアルバムは理屈抜きで“楽しめる”ビートルズの大ファンも、知らない世代も・・・

  • 16~20 /SONG REVIEW/STEVIE WONDER
    '96発売
     STVIE WONDERも“この1枚”を選ぶのは難しい。70年代の「トーキング・ブック」「キー・オブ・ライフ」80年の「ホッター・ザン・ジュライ」あたりか...。で、やっぱりBEST盤。そういえば、STEVIE最近聞かないな、なんて思い始めると、名曲がヒットしてくる。非常にコンスタントに息の長いミュージシャン。
     特に好きなのが、「ホッター・ザン・ジュライ」に入ってる「レイトリー」。それから、最近TV「君の手がさやいている」で使われている「心の愛」。こちらは個人的に非常に想い出深い曲(何故かは秘密)。
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--21位~30位--

  • 21~30 /IT'S MAGIC/THE SQUARE
    '81発売
     CASIOPEAと共に非常に息の長かった日本のフュージョン・グループ伊藤たけし率いる「T-Squere」。彼らが、まだ「Squer」と言っていた頃の割と初期のアルバム。既に前々作、前作、と快調にヒットを飛ばし、本作で人気を不動のものとした。表題曲はノリノリで、タモリの久米明を真似たナレーションも入っている。ジャケット(CDではどうだったか?)も工夫されてて、遊び心満載のアルバム。

  • 21~30 /Stranger/Billy Joel
    '77発売
     「ピアノマン」「ニューヨーク52番外」とビリー・ジョエルのヒット作は多いが、やっぱりボクはこれが好き。「素顔のままで」は最高だし、表題曲イントロ部分は何故か切ない。

  • 21~30 /Uriah Heep Live/Uriah Heep
    '73発売
     「BLACK SABBATH」と並び、黒魔術的ヘヴィー・ロックの元祖。黒魔術的といっても、単純明快なハード・ロックもあり、美しいバラードもある。そんな彼らの、絶頂期の2枚組(CDではどうだろう)ライブ。

     
  • 21~30 /フロム・A・トゥ・ONE(ROCK'N SOUL PART1)/HALL & OATS
    '83発売
     やたら、シングルヒットを多発させているグループのひとつ、H&O。アルバムも良いが、ヒット曲オンパレードのBEST盤でどうだ! 名曲「SARA SMILE」最高のアップテンポ「MANEATER」が極好き

  • 21~30 /BLACK SABBATH/BLACK SABBATH
    '70発売
     重い、重い、ひたすら重い、腹の奥底、脊髄の芯まで響きわたる、超ドヘビー級のヘビーメタル。これ以上重い音を後にも先にも聞いたことがない。最近また、再結成して活動してると言う噂を聞いたが、うかつにはまると、中世の魔女狩り、黒魔術の世界に引きずり込まれるぞ~~~エロエムエッサイム~ゥ

  • 21~30 /LAST NIGHT/LARRY CARLTON
    '87発売
     これは、ここに入れるべきかどうか?LARRY CARLTONといえば、フュージョン・ギターの雄だ。収録曲を見れば分かるんだが、このアルバムではJazzスタンダードにチャレンジ。しっとりと聞かせてくれる。こういうのもえ~ど~

     
  • 21~30 /THE SEPTEMBER WIND/松岡直也 & WESING
    '82発売
     これまた、夏季限定。日本のラテンの第一人者、松岡直也のベスト・アルバム。残念ながら、中森明菜のために書いた「ミ・アモーレ」は入ってないが、しっとりした「9月の雨」や「ADRIA」も良いぞ。
     そういえば、89年、新潟の小千谷市にいたとき、市制何周年だかなんだかの行事で、市民会館に松岡直也が来た。こんな田舎によくぞ来たと思いながら見に行った。席について驚いた。ラテンを聞きそうもない人が結構いるのである。というより、爺さん婆さんも結構いる。おそらく、商店街で配られた招待券で来たのだろう。皆、何が始まるんだろう、という顔してた。松岡直也を知ってる人は何割くらいいたのだろう。そんな中、コンサートは始まった。松岡直也はステージ中央で、こちらを向いてキーボードを弾いている。客席は全く“乗っていない”。松岡直也は演奏しながら、客席を見渡し、困った顔をしていた。しかし、コンサートが進むに従って、徐々に、観客は乗り始めた。終盤、「ミ・アモーレ」が始まる頃には、大狂乱。田舎のみんなのノリは人並みじゃない。観客は勿論、松岡直也も大変満足そうに幕を閉めた。

  • 21~30 /THRILLER/MICHAEL JACKSON
    '83発売
     大大大ヒーット・アルバム。猫も杓子も「THRILLER」。Moon Walkぢゃ。当時のボクは「流行っている」と言うだけで目を背けるアンチ・ミーハー、あまのじゃく青年だったが、こればかりははまった。というより、昔の資料を見てみると、既に前作「OFF THE WALL」(これもヒットしたが)から聴いていたようだ。つまり。ボクが「THRILLER」にはまっていったのは自然の流れだった?
    とにかく、カッコイイ!! 中でも聞けば聞くほど止められなくなる、麻薬的かっぱえびせん的「BILLIE JEAN」がもの凄っ、好きだった。
  • 21~30 /ディライトの香り/PATTI AUSTIN
    '82発売
     ヒット曲「baby, come to me」「Do you love me」の入った名盤。今でこそ、日本でもMISIAや宇多田ヒカルといったR&Bの良い歌手が出てきたが、当時は、この手の音楽は海外アーティストに頼るしかなかった。パティやSEAWINDのポーリンといい、張りのあるボーカルは洋者に限る?

  • 21~30 /呪われた夜(ONE OF THESE NIGHTS)/EAGLES
    '75発売
     イーグルスと言えば「ホテル・カリフォルニア」だろうか? 確かにあのアルバムは売れたし、70年代の名盤にいつもあげられる。しかし、何回か聞き返していくうち、ロックと言うにはあまりにポップすぎて、なんかな~と言う気がする。そこへいくと、本アルバムは泥臭くて、垢抜けなくて、いかにも“ロック”ってかんじ。個人的には「ホテル・カルフォルニア(と言う曲)」が好きだった頃に、もっと良い曲と感じた「Take It The Limit」や表題曲なんかが好き。

  • 21~30 /Rapsody in Blues/Crsaders
    '80発売
     このアルバム・タイトルはジョージ・ガーシュインの「Rapsody in blue」に引っかけたもののようだ。前作、「Street Life」ですっかりボーカルづいたクルセイダースが、あのビル・ウィザースをフィーチャーしての意欲作。かなりクロスオーバー、フュージョンが全盛期で、クルセイダースもフュージョン一辺倒だった時に、ジャズへ立ち返り、古き良きジャズの開拓者達に思いを馳せたもの。

こ れ ま で
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by ShimaQ
on July 2000