毎火曜21時TBS
この番組の前、つまり8時「学校へ行こう」のなかでやっていた、奈良の、とある中学(高校だったかなぁ?)で、有志で作った相撲部のドキュメントがあった。結構面白かった。目標に向かって頑張る姿は素晴らしい。で、この「ガチンコ」では、有り余るエネルギーを喧嘩にばかり向けてきた、荒くれ野郎どもを集めて、プロボクサーを誕生させようと言うモノ。かつて他局のビートたけしの番組でも、プロボクサーを応援して新人賞を取るまでに至ったことがあるが、あちらは、ある程度の所まで行ってる選手を扱っていた。今回はズブの素人だ。
もともと、若い人たちと話したり、遊んだりが好きな方で、こういう若者達がひとつの目標に向かってがむしゃらになっている姿を見るのは、気持ちがいい。自分自身にこういう“無我夢中”という気持ちが失われつつある証拠かなぁ...
まぁ、とにかく、毎週楽しみにし、待ち遠しくてしょうがない。最近、こんなに待ち遠しいTVというのは、サッカー日本代表の試合くらいだ。
パート1はボクシング未経験者ばかり。最初は、元世界チャンプの竹原コーチのことを全く聞かず、デタラメをやっていたクラブ生達が、反抗と挫折を繰り返しながらも、コーチとの信頼関係を築き、礼儀やボクシングの厳しさを知っていく。そこには、明らかな人間的成長が見て取れる。パート2は1期生と経験者の多い2期生との対立が多く、そんな中、知らず知らずの内に仲間意識が芽生えていく。先週、1期生達のプロボクサー試験が放送された。残念ながら彼らの夢は叶わなかった。でも、挑戦する素晴らしさ、困難に立ち向かう勇気。教えられたことは多い。作り物のドラマでは、絶対得られない感動!!
俺たちの旅
'75年頃?放送 連続
永遠の青春ドラマである。勿論、中村雅俊主演の方で、最近リメイクされたカミセンのものではない。
今では逆に、しらけたとか陳腐化したとか言われそうな「友情」や「自由」に憧れたものだった。そして、ドラマなどには、さほど感動しなかった時期だったはずなんだが、ラストシーンではいつも感動していた。
再放送の時は浪人中だったのか、夕方4時頃にはいつも家にいて、ちょうど小腹が減る時間で、いつもインスタントラーメンを食べながら見ていたような気がする。よく、「泥棒と強盗にさえならなかったら、どんな風に生きても良いよ」と言っていた母が、いつも後ろで見ていて、「何でも屋」(今ではフリーターと言われそう)の俊介(中村雅俊)を「自分で稼いで、一人で生きてるんだから偉い」と言っていたが耳に残る。
ナースのお仕事 1.2.3
'97年~放送 連続
なんつっても、笑いあり、ワライあり、わらひあり、感動あり、お笑いあり、強いても一つ挙げれば、わらいありの、非常に意味のある病棟一大感動巨編である。(え”っ!?、TVの前で笑い転げてる姿しか目に浮かばない!? なんで知ってんの!?)
観月ありさは可愛いし、松下由樹は奇麗だし、「理想の上司」長塚京三は面白くも渋いし...。とにかく、毎回笑わせていただいてます。ただ、パート2での野際陽子婦長がいい味を出していたのに、パート3に登場しないのが残念です。
先日は、同時刻に「ガチンコ(ファイトクラブ最終回)」と衛星放送で「タクシードライバー(ノーカット、吹き替え無し)」をやっていて、直前まで悩んだ(ビデオデッキがもう一台あればいいのに...)。
それにしても、あの「想い出にかわるまで」であんなに可愛かった松下由樹の“横幅”を見ていると、いずれ藤田弓子みたいになっちゃうのかなぁ、と心配です。
恋のから騒ぎ
'94年~放送 毎土曜23時日本TV
勘違い&バカ女どもを相手に孤軍奮闘するさんまに共感。今までは、あまり明石家さんまはそんなに好きではなかったが、この番組では「そうだ!そうだ!!さんまの言うとおりだ!!!」とつい叫んでしまう。