今回のShimaQの勝手にランキングは......
<'00.7.30> やっと、ベスト3発表!! 引き延ばした割にはありきたりか? はたまた意外か? まぁ、この程度です。ちなみに、最近極度の金欠病を患っており、この1~2年はほとんどCDを買ってないので、新しい物が入ってないのが残念。あしからず! <'00.7.19> え"っ!? またしてもベスト3を隠して、10位圏外でお茶を濁した、せこいやり方!? ご勘弁を! 実は順位を今だ迷ってるというのと、まだ、“感想”を書ききれてないという、悲しい実状があるのです。 <'00.7.14> ぬぁーんと、記念すべき「ShimaQの勝手にRanking」の第1回は、超ミーハーな「邦楽ベストテン」となりました。それも、1~3位をもったいぶらせて未発表のセコイやり方!「アサヤン」や「ガチンコ」の「次回大波乱・乞うご期待!」って引き伸ばすやつだ。次回も見てもらいたいという魂胆見え々々!?。まぁ、普通のベストテン番組も下位から順に発表してって、途中に圏外なんかも入れてるし、そう考えると、実にオーソドックなもんじゃろ...(自己納得)
'99.3.25発売 今や、すっかりスタンダードとなったルパン・世のテーマ。携帯着メロや甲子園の応援などでも聴ける。 ルパン・世の音楽というとイコール大野雄二(映画「人間の証明」で有名)という感じだが、旧シリーズの山下穀雄(「悪魔くん」や、なんと「大岡越前」の音楽もやってる)作曲の物もなかなか味がある。テーマ集、TV版・映画のサントラは勿論、Jazz盤(大野雄二のものはなかなか秀作)も出ている(ボクも6枚ほど持ってる。あと、欲しいのが3枚ある)。Remix集のPUNCH THE MONKEY!も売れてるらしい(これもいい、・まで出てる)。番組・音楽共にもっとも広い年代層に受け入れられたアニメではないだろうか。当然、音楽業界にも熱狂的なファンが多く、そんな連中が集まったトリビュート・アルバムである。ヴァリエーションに富んでてサイコー!! それにしても、ルパン・世のアルバム・ジャケットやCDピクチャー(特に最近)には峰不二子が多いね!
'99.3.10発売 初めて「Automatic」を聞いたとき、妙な感覚にみまわれた。 十数年前、札幌に住んでいた。週に3日ほど、夕方から9時頃まで天婦羅屋でアルバイトをしていた。地下鉄の駅を出て雪道を歩いて帰ってくると10時近くにはなっていた。アパートの6畳一間の部屋はいつも暗く冷たかった。部屋に電気をつけ、一段落すると、特に見たいTVがない時はたいていヘッドフォンをして好きな音楽を聴いた。「Automatic」を聴いた時、何故か、その時の自分にタイムスリップした。その後も、「Automatic」を聴くといつもあの部屋にタイムスリップする。当時、演歌からニューミュージック、ロック、ポップス、フュージョンにジャズ、少々クラッシックも聴いていた。しかしタイムスリップするのはいつもTOTOやパティー・オースチンを聴いている場面だ。だから、この曲は僕にとって、とっても懐かしい曲!! この1曲でこのAlbumを買う価値がある。 さて、他の曲は? 彼女は「cubic U」として、1曲、カーペンターズを歌ってる。そのせいか、どこかカーペンターズに通じる曲が多い(こんな事言うのは僕くらい?)。曲自体、特に目新しいこともないと思う(洋楽ファンには特に)。アレンジに助けられてるところも感じられる(でも、最近近所の本屋でこのアルバム中の曲をJazz風にアレンジしてかけてて、これがまた良い、ということはやっぱり曲自体も良いのか?)。とはいえ素晴らしいアルバムである。「In My Room」や「Never Let Go」がちょっと変わってていいかな...。
'84夏?発売 サザンにしては珍しく、タイトル通りの奇麗なジャケット。あの「ステレオ太陽族」のイメージがある当時のボクには、とても新鮮に感じたものでした。 で、内容は、ヒット曲こそなかったものの、その「ステレオ太陽族」に見え隠れする美しさに磨きがかかり、ある種、完成に近づいていたような気がする。この後、音には重厚さが加わっていき、あの2枚組大作「KAMAKURA」へと続いていくのです。 原坊の産休でサザンは一時休業するが、原坊復帰後のサザンは音の厚みが感じられず、ボクには物足りなかった。最近になってやっと、サザンらしさ(どのサザンが一番サザンらしいのかは人それぞれだろうが)を取り戻してきたような気がする。 '86.8.11発売 あまり売れなかった、と記憶している。曲の多くはEUROXが作編曲をしている。 賛否別れるのは、アレンジより、明菜のボーカルにかけた過大ともいえるエコーだろう。聞き取れないのである。どう聞いても、狭い風呂で歌ってるとしか思えない。ボクから言わせれば、あれは声ではなく「音」である。それが明菜ファンには受け入れられなかったのだろう。事実、2年後、このアルバム中の何曲かをエコーを控えめにしたRemix盤「Wonder」というアルバムを出している。しかしボクには物足りなかった。 '83.12.5発売 前作「ライオンとペリカン」はよくできたアルバムでした(あの「リバーサイドホテル」の入ってた奴)。当時陽水は「より複雑な詩をよりシンプルな曲に...」と言っていて、「ライオンとペリカン」でかなり確立されていた。ところがこの「バレリーナ」では路線を全く変更して、かなりシュールな世界を作り出している。これがボクにはたまらなく良いのだが、次のアルバムが多くのセルフカヴァーを含むあの大ヒットアルバム「9.5カラット」ということもあって、影が薄くなってしまった。 '91.7.26発売
邦楽ジャンルでなくて、今後企画してる他のRankingで出そうかと随分迷ったが、“何となく”邦楽に入れてしまった。 高中というと、ファンキーなロックというイメージだが、珍しくバラードをやっている。選曲も自身の過去のレパートリーの他、「Stardust」、「Say It」や「Calling」のようなJazzや、ジェフ・ベックの「悲しみの恋人達」、マイケル・フランクスの「アントニオの唄」まである。「Jolly Jive」や「虹伝説」等のファンキーTAKANAKAを期待する人には物足りないかもしれない。いや、新たな面を見つけられるかもしれない。何回も焼き直ししている「渚・モデラート」(薬師丸ひろ子の出ていたCMに使われたのが最初)も入っている。必聴!! '89.5.21発売 当時、ボクはHouse Musicには全く興味がなかった。アルバム中半分の曲の作詞作編曲をしている近田春夫もあまり好きでなかった。ところが、たまたま「Fade Out」という曲を聴いて、いたく気に入ってしまって、このアルバムをうっかり買ってしまったら、これがまた良いの、良くないのって(どっちだ?)。 当時バービーボーイズやレベッカより聴いてた気がする。でもアイドル系の場合(特にKYON2のようにあんまり歌がお上手でない方は)こういうアルバムを作ると、それを超える企画がなかなか出てこないのが残念。 '72.12.10発売 当時、同級生の間では知る人ぞ知る陽水キチガイだったボクにとって、ポリドール時代(「断絶」から「二色の独楽」)の陽水のアルバムはどれも好きだし、思い入れもある。本作はスタジオ録音としては、国内初のミリオンセラー「氷の世界」の前の作品。シングルカットされた曲もなく、全体に地味な仕上がりである。バックも前作同様、当時親交のあったモップスと、ステージではいつも横でリードギターを弾いていた安田裕美が担当している。安上がりなもんだ。 この後「夢の中へ」(後に斎藤由貴がカヴァー、B面の「いつの間にか少女は」はJRのCMに使われている、「いつの・・・」は、映画「放課後」に出ていた女優・栗田ひろみを陽水がいたく気に入り、彼女のために書いた、と本人が言っていた)のヒットのおかげか、「氷の世界」ではロンドン録音もあり、国内録音でも深町純、松岡直哉、村上ポンタ、高中正義、細野晴臣と錚々たるメンバーが参加するが、既に本作では高中正義がベースを弾き、深町純は前作「断絶」からピアノを弾いてるのには驚かされる。特に最近では忌野清志郎との共作ということで有名になった「帰れないふたり(「心もよう」のB面、「氷の世界」収録)」で名ピアノを弾いてる深町純の、「夜のバス」でのシンセ&ピアノは圧巻。 このアルバムが出て10年位してから、隠れた名曲として「東へ西へ」が有名になり、誰かアイドルがカバーしてた気がする。陽水の場合、「リバーサイドホテル」「枕詞」に見るように出してから暫く経ってからヒットする曲が多い。時代を先取りしてるということなのだろうか?。 ボクは個人的には、本アルバムに入ってる「能古島の片思い」が陽水の曲の中では一番気に入ってる。 余談だが、中3の時、仲間と文化祭で「夢の中へ」と共にギターを弾いた「東へ西へ」も思い出深い。 '74.3発売
初期古井戸の集大成ともいえる2枚組ライブ盤。当時フォーク専門のレコード会社として一世を風靡した「エレックレコード」が倒産してしまい、原盤が紛失した上、当時の音源を公開するのをチャボが乗り気でない(というより拒否している)ため、CDの再発もされない。ボクも愛聴していたが、札幌に引っ越す際、あまりフォークソングを聞いていなかった時期で、1,000円くらいで売ってしまった(後悔)。今や、中古レコード店では安くて15,000円である。う~、また聞きたい!10分を超える、チャボの朗読に終始する「讃美歌」が圧巻。 先日、渋谷ジャンジャン閉店記念シリーズの一環として、「古井戸」が出ているのを見てきた。チャボには断られたらしく代理のギタリストが“チャボ風”のギターとバックコーラスをしていた。感無量!。遥か昔、一度だけ相模原市民会館で見たステージが懐かしい。 '96.9.16発売
映画「スワローテイル」にフューチャーされている「YEN TOWN BAND」のアルバム。収録曲は全て、映画内で使われていた曲。ボーカルは勿論主役のCHARA。 実は正式に「スワローテイル・バタフライ・サウンド・トラック」というアルバムも発売されていて、そちらはボーカルの入った曲はなく、ホントのBGM集である。非常に地味で、映像と対でないと(音だけでは)ちょっとつらい。 こちらはサウンド・トラックではなく、実際に映画で使われていた曲を“奇麗に”録り直しているものも多い(全部かな?)。でも奇麗すぎて、「My Way」なんかは映画の中の方が迫力があって好きなんだけど...。ちょっと残念。 --11位~15位--
--16位~20位--
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