今回のShimaQの勝手にランキングは......

邦楽アルバム・ベスト30!!!...くらい


<'00.7.30> やっと、ベスト3発表!! 引き延ばした割にはありきたりか? はたまた意外か? まぁ、この程度です。ちなみに、最近極度の金欠病を患っており、この1~2年はほとんどCDを買ってないので、新しい物が入ってないのが残念。あしからず!

<'00.7.19> え"っ!? またしてもベスト3を隠して、10位圏外でお茶を濁した、せこいやり方!? ご勘弁を! 実は順位を今だ迷ってるというのと、まだ、“感想”を書ききれてないという、悲しい実状があるのです。
 しかし、こうやって信頼を無くして、いつか誰も見てくれないということになるんだろうなぁ。次回こそは必ず、ベスト3を発表して、完結いたします。

<'00.7.14> ぬぁーんと、記念すべき「ShimaQの勝手にRanking」の第1回は、超ミーハーな「邦楽ベストテン」となりました。それも、1~3位をもったいぶらせて未発表のセコイやり方!「アサヤン」や「ガチンコ」の「次回大波乱・乞うご期待!」って引き伸ばすやつだ。次回も見てもらいたいという魂胆見え々々!?。まぁ、普通のベストテン番組も下位から順に発表してって、途中に圏外なんかも入れてるし、そう考えると、実にオーソドックなもんじゃろ...(自己納得)


  1. LUPIN THE THIRD TRIBUTE ALBUM
    /You's Explosion(Char HATAKE 小野正利 大野雄二 他)
  2. first love/宇多田ヒカル
  3. 奇麗/サザン・オールスターズ
  4. 不思議/中森明菜
  5. バレリーナ/井上陽水
  6. Ballade/高中正義
  7. koizumi in the house/小泉今日子
  8. 陽水・センチメンタル/井上陽水
  9. 古井戸ライヴ/古井戸
  10. MONTAGE/YEN TOWN BAND

11位~15位 16位~20位
もう順位付けも面倒になってる?

2 0 位 ~ 3 0 位 く ら い
ここまでくると感想もいい加減..
A LONG VACATION/大瀧詠一 3オクターブの証明/ジョー・山中
√5/BARBEE BOYS Impressions/竹内まりや
ブラックホール/COSMOS FACTORY カルメンマキ&OZ/カルメンマキ&OZ
MOODS/中原めいこ 1968~1973/モップス Fight 4 da Futur/m.c.A・T



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  1. LUPIN THE THIRD TRIBUTE ALBUM/You's Explosion(Char HATAKE 小野正利 大野雄二 他)
    Lupin3'99.3.25発売
     今や、すっかりスタンダードとなったルパン・世のテーマ。携帯着メロや甲子園の応援などでも聴ける。
     ルパン・世の音楽というとイコール大野雄二(映画「人間の証明」で有名)という感じだが、旧シリーズの山下穀雄(「悪魔くん」や、なんと「大岡越前」の音楽もやってる)作曲の物もなかなか味がある。テーマ集、TV版・映画のサントラは勿論、Jazz盤(大野雄二のものはなかなか秀作)も出ている(ボクも6枚ほど持ってる。あと、欲しいのが3枚ある)。Remix集のPUNCH THE MONKEY!も売れてるらしい(これもいい、・まで出てる)。番組・音楽共にもっとも広い年代層に受け入れられたアニメではないだろうか。当然、音楽業界にも熱狂的なファンが多く、そんな連中が集まったトリビュート・アルバムである。ヴァリエーションに富んでてサイコー!!
     それにしても、ルパン・世のアルバム・ジャケットやCDピクチャー(特に最近)には峰不二子が多いね!

  2. first love/宇多田ヒカル
    first love '99.3.10発売
    初めて「Automatic」を聞いたとき、妙な感覚にみまわれた。
     十数年前、札幌に住んでいた。週に3日ほど、夕方から9時頃まで天婦羅屋でアルバイトをしていた。地下鉄の駅を出て雪道を歩いて帰ってくると10時近くにはなっていた。アパートの6畳一間の部屋はいつも暗く冷たかった。部屋に電気をつけ、一段落すると、特に見たいTVがない時はたいていヘッドフォンをして好きな音楽を聴いた。「Automatic」を聴いた時、何故か、その時の自分にタイムスリップした。その後も、「Automatic」を聴くといつもあの部屋にタイムスリップする。当時、演歌からニューミュージック、ロック、ポップス、フュージョンにジャズ、少々クラッシックも聴いていた。しかしタイムスリップするのはいつもTOTOやパティー・オースチンを聴いている場面だ。だから、この曲は僕にとって、とっても懐かしい曲!! この1曲でこのAlbumを買う価値がある。
     さて、他の曲は? 彼女は「cubic U」として、1曲、カーペンターズを歌ってる。そのせいか、どこかカーペンターズに通じる曲が多い(こんな事言うのは僕くらい?)。曲自体、特に目新しいこともないと思う(洋楽ファンには特に)。アレンジに助けられてるところも感じられる(でも、最近近所の本屋でこのアルバム中の曲をJazz風にアレンジしてかけてて、これがまた良い、ということはやっぱり曲自体も良いのか?)。とはいえ素晴らしいアルバムである。「In My Room」や「Never Let Go」がちょっと変わってていいかな...。

  3. 奇麗/サザン・オールスターズ  
    綺麗 '84夏?発売
     サザンにしては珍しく、タイトル通りの奇麗なジャケット。あの「ステレオ太陽族」のイメージがある当時のボクには、とても新鮮に感じたものでした。
     で、内容は、ヒット曲こそなかったものの、その「ステレオ太陽族」に見え隠れする美しさに磨きがかかり、ある種、完成に近づいていたような気がする。この後、音には重厚さが加わっていき、あの2枚組大作「KAMAKURA」へと続いていくのです。
     原坊の産休でサザンは一時休業するが、原坊復帰後のサザンは音の厚みが感じられず、ボクには物足りなかった。最近になってやっと、サザンらしさ(どのサザンが一番サザンらしいのかは人それぞれだろうが)を取り戻してきたような気がする。

  4. 不思議/中森明菜
    '86.8.11発売
     あまり売れなかった、と記憶している。曲の多くはEUROXが作編曲をしている。
     賛否別れるのは、アレンジより、明菜のボーカルにかけた過大ともいえるエコーだろう。聞き取れないのである。どう聞いても、狭い風呂で歌ってるとしか思えない。ボクから言わせれば、あれは声ではなく「音」である。それが明菜ファンには受け入れられなかったのだろう。事実、2年後、このアルバム中の何曲かをエコーを控えめにしたRemix盤「Wonder」というアルバムを出している。しかしボクには物足りなかった。

  5. バレリーナ/井上陽水
    '83.12.5発売
     前作「ライオンとペリカン」はよくできたアルバムでした(あの「リバーサイドホテル」の入ってた奴)。当時陽水は「より複雑な詩をよりシンプルな曲に...」と言っていて、「ライオンとペリカン」でかなり確立されていた。ところがこの「バレリーナ」では路線を全く変更して、かなりシュールな世界を作り出している。これがボクにはたまらなく良いのだが、次のアルバムが多くのセルフカヴァーを含むあの大ヒットアルバム「9.5カラット」ということもあって、影が薄くなってしまった。

  6. Ballade/高中正義
    '91.7.26発売
     邦楽ジャンルでなくて、今後企画してる他のRankingで出そうかと随分迷ったが、“何となく”邦楽に入れてしまった。
     高中というと、ファンキーなロックというイメージだが、珍しくバラードをやっている。選曲も自身の過去のレパートリーの他、「Stardust」、「Say It」や「Calling」のようなJazzや、ジェフ・ベックの「悲しみの恋人達」、マイケル・フランクスの「アントニオの唄」まである。「Jolly Jive」や「虹伝説」等のファンキーTAKANAKAを期待する人には物足りないかもしれない。いや、新たな面を見つけられるかもしれない。何回も焼き直ししている「渚・モデラート」(薬師丸ひろ子の出ていたCMに使われたのが最初)も入っている。必聴!!
  7. koizumi in the house/小泉今日子
    '89.5.21発売
     当時、ボクはHouse Musicには全く興味がなかった。アルバム中半分の曲の作詞作編曲をしている近田春夫もあまり好きでなかった。ところが、たまたま「Fade Out」という曲を聴いて、いたく気に入ってしまって、このアルバムをうっかり買ってしまったら、これがまた良いの、良くないのって(どっちだ?)。
     当時バービーボーイズやレベッカより聴いてた気がする。でもアイドル系の場合(特にKYON2のようにあんまり歌がお上手でない方は)こういうアルバムを作ると、それを超える企画がなかなか出てこないのが残念。

  8. 陽水・センチメンタル/井上陽水
    '72.12.10発売
     当時、同級生の間では知る人ぞ知る陽水キチガイだったボクにとって、ポリドール時代(「断絶」から「二色の独楽」)の陽水のアルバムはどれも好きだし、思い入れもある。本作はスタジオ録音としては、国内初のミリオンセラー「氷の世界」の前の作品。シングルカットされた曲もなく、全体に地味な仕上がりである。バックも前作同様、当時親交のあったモップスと、ステージではいつも横でリードギターを弾いていた安田裕美が担当している。安上がりなもんだ。
     この後「夢の中へ」(後に斎藤由貴がカヴァー、B面の「いつの間にか少女は」はJRのCMに使われている、「いつの・・・」は、映画「放課後」に出ていた女優・栗田ひろみを陽水がいたく気に入り、彼女のために書いた、と本人が言っていた)のヒットのおかげか、「氷の世界」ではロンドン録音もあり、国内録音でも深町純、松岡直哉、村上ポンタ、高中正義、細野晴臣と錚々たるメンバーが参加するが、既に本作では高中正義がベースを弾き、深町純は前作「断絶」からピアノを弾いてるのには驚かされる。特に最近では忌野清志郎との共作ということで有名になった「帰れないふたり(「心もよう」のB面、「氷の世界」収録)」で名ピアノを弾いてる深町純の、「夜のバス」でのシンセ&ピアノは圧巻。
     このアルバムが出て10年位してから、隠れた名曲として「東へ西へ」が有名になり、誰かアイドルがカバーしてた気がする。陽水の場合、「リバーサイドホテル」「枕詞」に見るように出してから暫く経ってからヒットする曲が多い。時代を先取りしてるということなのだろうか?。
    ボクは個人的には、本アルバムに入ってる「能古島の片思い」が陽水の曲の中では一番気に入ってる。
    余談だが、中3の時、仲間と文化祭で「夢の中へ」と共にギターを弾いた「東へ西へ」も思い出深い。

  9. 古井戸ライヴ/古井戸
    '74.3発売
     初期古井戸の集大成ともいえる2枚組ライブ盤。当時フォーク専門のレコード会社として一世を風靡した「エレックレコード」が倒産してしまい、原盤が紛失した上、当時の音源を公開するのをチャボが乗り気でない(というより拒否している)ため、CDの再発もされない。ボクも愛聴していたが、札幌に引っ越す際、あまりフォークソングを聞いていなかった時期で、1,000円くらいで売ってしまった(後悔)。今や、中古レコード店では安くて15,000円である。う~、また聞きたい!10分を超える、チャボの朗読に終始する「讃美歌」が圧巻。
    先日、渋谷ジャンジャン閉店記念シリーズの一環として、「古井戸」が出ているのを見てきた。チャボには断られたらしく代理のギタリストが“チャボ風”のギターとバックコーラスをしていた。感無量!。遥か昔、一度だけ相模原市民会館で見たステージが懐かしい。
  10. MONTAGE/YEN TOWN BAND
    '96.9.16発売
     映画「スワローテイル」にフューチャーされている「YEN TOWN BAND」のアルバム。収録曲は全て、映画内で使われていた曲。ボーカルは勿論主役のCHARA。
     実は正式に「スワローテイル・バタフライ・サウンド・トラック」というアルバムも発売されていて、そちらはボーカルの入った曲はなく、ホントのBGM集である。非常に地味で、映像と対でないと(音だけでは)ちょっとつらい。
     こちらはサウンド・トラックではなく、実際に映画で使われていた曲を“奇麗に”録り直しているものも多い(全部かな?)。でも奇麗すぎて、「My Way」なんかは映画の中の方が迫力があって好きなんだけど...。ちょっと残念。


--11位~15位--

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  • 11~15 /光と影/泉谷しげる
    '73.9.25発売
     なぎらけんいちと共に、今では何が本業なのかわからなくなってしまった泉谷だが、当時は、一歩先を行っていた吉田拓郎、後から追いついた井上陽水と並んで、フォークの3羽ガラスだった。彼らにかぐや姫、海援隊、チューリップが続いた。
     拓郎はこのアルバム発売前年に、「結婚しようよ」「旅の宿」で大ヒットをとばし、陽水はこの年、「夢の中へ」「心もよう」とヒットを飛ばし、年末にあの国内初のミリオンセラー「氷の世界」を発表するのである。この3人に大御所小室等を加えた4人で、後に「フォーライフ」を設立するが、自由奔放に生きてきた泉谷にとって、型に縛られた会議や打ち合わせは性に合わなかったのだろう。仕事の度に喧嘩となり、やがて、退社してしまう。
     本当に泉谷というのは自由奔放で口が悪かった。でも憎めなかった。彼のコンサートは客からの“愛すべきヤジ”と彼の“憎めない悪口”の戦いだった。ボクが行ったコンサートでは、「おめぇか!? さっきからうるせえのは!? そっちは暗くて見えねぇと思ったら大間違いだぞ」と言う。自分に当たるスポットライトをギターに反射させ、客席を照らしていたのである。土居まさる司会のラジオ番組では、当時まだ清純派としてデビューしたてのアンルイスが彼の冗談に「クスッ」と笑ったら、「てめぇ、笑う暇があったら、オッパイ出せ!!」と言っていた。
     このアルバムは、CDが廃盤になったのか、随分探したが見つからず、中古CDショップでやっと見つけた1枚。名曲「春夏秋冬」に勝るとも劣らない「春のからっ風」「里帰り」が入っている。近年のリストラ中年たちにとって、はらわたに染みわたるような曲である。「国旗はためく下に」「ひとりあるき」等問題作や、放送禁止歌「お~脳」も入っている。

  • 11~15 /BADDEST ・/久保田利伸
    '93.9.22発売
     久保田利伸ベスト盤第2弾。・('89.10発売)ではただただfankyな久保田。バラードは「TIMEシャワーに射たれて」の導入部と「Missing」くらい? チョッパー・ベースを多用したブラックなリズムが、それはそれでカッコいいんだけど... 
     この・では、fankyな曲はより洗練され、半分を占めるバラードはより胸に訴えてくる。また、どちらにも属さない「雨音」は極上の出来。
     実は、久保田利伸のオリジナルアルバムは、'90年以前のものを2枚持っているが、あまり好きでないため、それ以降聞いていないので、ベスト番をあげさせてもらった。最近、歌謡曲っぽくなってしまって、以前の輝きが見られないのが残念。

  • 11~15 /続いてゆくのかな/FLYING KIDS
    '90.4.21発売
     初めて彼らを見たのは「イカ天(いかすバンド天国)」だった。「我思う、故に我あり」だった。その時の衝撃は初めてサザンを見たときの衝撃に似ていた。彼らは2週目以降も順調に勝ち進み、イカ天初代チャンピオンになった。非常に期待していた彼らだが、その後の活躍ぶりは、サザンには及ばない。
     そんな彼らの、メジャー・デビュー・アルバム。「幸せであるように」はボクの中ではホントに好きな曲。
  • 11~15 /TREASURY/中山美穂
    '97.4.9発売
     これほどBest Albumの多い歌手も少ないんじゃないか? というか、Original Albumの方が少ないんとちゃうか。
     本当は、個人的に好きな「Rosa(ローザ)」と「You're My Only Shinin' Star」は「Miho's Select」に入っているアレンジの方が好きだけど、こちらの方が収録曲が好きな(知ってる)曲が多いということで選ばせてもらいました。
     でも、出してるアルバム全部聴いたわけじゃないんで、他のアルバムに入ってる曲の方が、カッコイイアレンジで仕上がってるかもしれない。
     ちなみに、中森明菜も結構Best Album出してて、「Super Best」では全局アレンジを変えて(再録?)いる。

  • 11~15 /元気です/吉田拓郎
    '72.7.21発売
     「青春の詩」、「イメージの詩」や「人間なんて」で、メッセージソングの急先鋒として登場した吉田拓郎の、最も生活感のにじみ出ているアルバム。大ヒット曲「旅の宿」も、地味なアレンジ。「夏休み」「リンゴ」「高円寺」等の何でもない日常の叙情詩はまことに新鮮だ。
     かつて、懐かしのフォークソングを特集した番組に出演した際、「今日は絶対歌わないぞ」と言いながら歌った「せんこう花火」を聞いたときは、懐かしさで涙チョチョ切れ~!!

--16位~20位--

  • 16~20 /おるごおる/伊藤咲子
     う~ん、これはコメントのしようがないんだよねぇ。当時、ボクはサッコのファンだったんです。といっても、それだけじゃなく実際いい曲が結構入ってた。ハイ!このくらいで勘弁して...
  • 16~20 /May be Tomorrow/REBECCA
    '85.2.1発売
     ボクがREBECCAを知ったアルバム。名曲「フレンズ」の入ったアルバム。この後、REBECCAはスター街道まっしぐらで、ほとんどの曲を書いている土橋は毎年長者番付の上位に位置していた。REBECCAはこのアルバム以前にも良い曲を出している。この後の曲も勿論...。しかし、両者のイメージは随分違う。このアルバムがその転機になったような気がする。
     解散するまで随分REBECCAは聞いた。アルバムも買った。しかし、最終的にボクの中ではREBECCAといえば「フレンズ」だ! 解散後買った留守録付きの電話機のメッセージのひとつは、知っている人もいるかもしれないが、BGMは「フレンズ」のイントロである。そして、その電話機の留守録機能が壊れた頃、「フレンズ」がリバイバルヒットした。

  • 16~20 /'70’80’90/矢沢永吉
    '94.7.25発売
     ビッグなスター「E.YAZAWA」のベスト盤である。エンハンスドCDになっていて、パソコンでインタビューなぞも聞ける。
    この人の場合、歌手云々より、生き方そのものがビッグである。歌ってさえいれば、築いた地位、名声、財産は守れるのに、あえて、崇拝されている自分のイメージを壊していく。「周りが反対すればするほど、やりたくなるんだ」デビュー当時はただのツッパリだと思っていたが...
     腰が曲がっても突っ走ってくれい!!!

     
  • 16~20 /揺れる思い/ZARD
    '93.7.10発売
     ZARDデビュー丸2年にして、初のビッグ・ヒットとなった「負けないで」、続く「君がいない」「揺れる想い」を含む、記念碑的な4thアルバム。この後、立て続けにヒットを飛ばし、ボクも暫く新着アルバムを買い続けた。最近は一時の勢いがなくなり、チョット寂しい。船上コンサートや2枚のBESTを出したのも、ここらで一区切りというところなのかな?
     にしても、最初のビッグ・ヒット「負けないで」が最後のTV出演(船上ライブは別)になるとは...

  • 16~20 /globe/glob
    '96.3.31発売
     最近のglobeを聴いていると、小室哲哉という人は、globeを何か新しいことをやる時の実験的な存在に位置づけている気がする。それも、曲作りはともかく、アレンジとミキシングに...。この人そうゆう作業がとってもお好きらしい(尤もこのころからシングルにはRemix versionも入れていて、本アルバム中の「DEPERTURES」やhitomiの「SEXY」なんか、断然別ヴァージョンの方が個人的には好き)。
    だけど、このアルバムが出た頃は、ひたすらヒットメーカー小室です。ボクもそれに乗せられていた多くの人々の一人です。まぁ、いいじゃないすか!!。
     にしても、KEIKOってライブでは、なんであんなに下手なの?
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--21位~30位--

  • 21~30 /A LONG VACATION/大瀧詠一
    '81発売
     このアルバムは随分売れた。今聞くと、なんちゅうことない曲も当時は随分新鮮に聞こえたものだ。LPだった当時でB面1曲目の「雨のウェンズデイ」が最高に気に入ってる。

  • 21~30 /3オクターブの証明/ジョー・山中
    '96.11.21発売
     ジョー山中は紛れもなっく日本一のロックシンガーである(と思ってる)
     フラワー・トラベリング・バンドでの鮮烈なデビュー。その後、ソロ活動で独自のロック感を追求し、「人間の証明」出演・テーマ曲の大ヒット、レゲエへの移行。
     でもやっぱり、ボクはジョー山中にはロックを歌って欲しい。イアン・ギランばりのあのスピード感ある高音ヴォーカルを...

  • 21~30 /√5/BARBEE BOYS
    '89.2.1発売
     当時、ボクは新潟県の片田舎にいた。そこから新潟市内まで車で約1時間。このアルバムを聴きながら走った。REBECCAやプリプリが全盛だった。
     その後、BARBEE BOYSは解散し、KONTA(近藤敦)と杏子はソロとなった。杏子は今でも歌っているが、KONTAはどうしたんだろう?
     それにしても、「目を閉じてごらんよ」って歌、Hだなぁ...

     
  • 21~30 /Impressions/竹内まりや
    '94.7.25発売
     「戻っておいで私の時間」や「不思議なピーチパイ」を歌っていた、アイドルに近かった「竹内まりや」がまさか、こんないい歌を作るとは...
     いつの間にか歌っていたのである、気が付いたらいつの間にか...
     と、ここで“夫”山下達郎の書いたライナーノーツを見てみると、最初、3年間で5枚のアルバムを出した後、2年間の休養中に書いた曲を持って、復帰してきたそうである。その後の彼女は、推して知るべし、である。このアルバムはそんなシンガー・ソング・ライター竹内まりやの'94年時点の復帰後のベストアルバムである。
     最後には、中森明菜のアルバムに提供した「駅」が入っている。山下達郎のライナーノーツには「そのアイドル・シンガー(中森明菜のこと)がこの曲に対して示した解釈のひどさ」とあるが、(文学を含む)芸術にその作品の正しい解釈なんてあるんだろうか? 答えはひとつなんて受験勉強じゃあるまいに... もし、そうだとしたらARTってほんとつまらないものになってしまう。シャンソンの「枯葉」やミュージカルの「My Favorit Things」をJazzが取り上げるから面白いんじゃないかね。このおっさん、おでこは広いが、了見狭いで! 大体、曲を提供してお金をもらうことを生業としているからには、その作品が人手に渡った時点で、どのように解釈されるかは提供された方と、聞く側の裁量に任されるものだと思う。プロとして非常に恥ずかしい考え方だ! 「情熱の雨」や「キッスは目にして」をあの世で聞いたベートーベンが「わての『エリーゼのために』になんてことしはりまんねん! わてはクラッシックの大御所やで! クラッシックのっ ...」なんて言うだろか?

  • 21~30 /ブラックホール/COSMOS FACTORY
    '76.9.16発売
     当時、日本のフォーク&ロックを扱っているTV番組にTVK(テレビ神奈川)の「ヤングインパルス」というのがあった。1地方マイナー局のため、知る人は少ないと思うが、井上陽水のライブ(「もしも明日が晴れなら」の歌詞が違う!)まである貴重な番組であった。当時フォークばっかりきいていたボクがこの番組でコスモス・ファククトリーを聞いたのがロックの世界に足を踏み入れたきっかけだ。
     結果、ボクの音楽遍歴は、日本のフォーク→日本のプログレッシブロック→海外のプログレッシブロック→海外のハードロック→ポップスという奇妙な足跡を残してしまう。

  • 21~30 /カルメンマキ&OZ/カルメンマキ&OZ
    '75.1.21発売
     「時には母のない子のように」しか知らない方々には、信じられないであろう、カルメン・マキの超ヘビー・ロックである。
     ボーカルは勿論、バンドとしての完成度は当時NO.1!!
     聞け、内蔵まで響きわたる、このド・ヘヴィー・サウンドを...

     
  • 21~30 /MOODS/中原めいこ
    '86.3.30発売
     中原めいこといえば「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね」という印象があるけれども、この曲は彼女の他の曲と比べれば非常に軽い曲で、本来彼女の書く曲はもっと心に訴える、深い曲が多いのです。が、しか~し、実際にシングル・ヒットするのは「君たち~」や「今夜だけDANCE・DANCE・DANCE」みたいに派手な曲ばかり...。「GEMINI」「Go away」「スコーピオン」のようないい曲もあるのに...。
     このアルバムは、そんな彼女の最も“売れていた”時期のちょっと後のもの。「極楽鳥のテーマ」が名曲「スコーピオン」を思わせる。これ以降、出す度に、より大人の(完成された)曲を書き、歌い続けるに従って目立たない存在になってしまった。
     それにしても、自分で作詞作曲を手がける歌手(いわゆるシンガー・ソングライター)でこれだけ歌のうまい人というのは、そうはいないんじゃないかな(ユーミンは歌が下手)。大黒摩季と宇多田ヒカルくらい? 当時、歌のうまい歌手で小比類巻かおる(今のKOHHY)がいたが、彼女は作詞だけ自分でしていた。こういう歌手はZARD(坂井泉水)、hitomi、浜崎あゆみ、倉木麻衣と結構多いが...。余談でした

  • 21~30 /1968~1973/モップス
    '73発売
     実はShimaQが初めて買ったアルバム。
     グループサウンズ全盛期に、その一つとしてデビューしたが、明らかにそのサウンド、ルックスは一種別格だった。他の多くのグループが短命で解散していく中、GS(ガソリンスタンドじゃなくてグループサウンズ)の生き残り等と言われたが、その音は、非常に斬新なものだった。
     このアルバムにある「傘がない」の作詞作曲が井上陽水とあり、これが陽水の代表曲であり、モップスと陽水の親交の深さを知ったのは、1年近く後のことである。

  • 21~30 /Fight 4 da Futur/m.c.A・T
    '95.11.22発売
     ラッパーというイメージが強いが、純粋に歌だけ聴いてもうまい。いい声してる。
     ダ・バンプがデビュー当時m.c.A・Tの曲をカバーしてたけど、比べものにならなかった。
     ベスト盤に「One and only」があるが、このアルバムはなかなか! 銀色のスチールケースを透明のポリカで覆ったジャケットもイカす。
     馬鹿なこと言うけど「m.c.A・T」と富樫明生は同一人物? 誰か教えて!!



こ れ ま で


ENTRANCEへestablished
by ShimaQ
on July 2000